DJI、TB55バッテリーの調査を終了
現在のファームウェアが性能の期待に応える
DJIは、2018年後半に少数報告されていたTB50 およびTB55 バッテリーの電力レベル誤表示の調査を終了いたしました。現在のファームウェア(v01.02.0301)は、バッテリー管理システムに冗長アルゴリズムを追加しています。これは、DJIが調査初期に実施した安全飛行を確保するための保守措置により発生する早期リターン・トゥ・ホーム(RTH)または自動着陸のケースに対処するものです。
DJIは、徹底的なテストと綿密なパフォーマンス監視を行い、2018年12月にリリースした現在のファームウェアを、さらに新しいファームウェアにアップデートをする必要性は無いと結論付けました。12月以降にTB55バッテリファームウェアをアップデートしたお客様は、追加の予防措置なしにバッテリーを継続使用することができます。DJIのテストでは、低温環境で動作する古いバッテリーも飛行中のバッテリー保護が強化されることも確認しています。
DJIは、世界中のユーザーに強力で信頼性の高いドローンソリューションを提供することを約束し、今後のファームウェアアップデートを通じて製品のパフォーマンスをさらに向上させる新しい方法を追求し、実行してまいります。
(注意)
DJI M200シリーズとDJI Inspire 2両方のドローンをTB50バッテリーで使用しているパイロットは、異なるファームウェアバージョンで更新されたバッテリーを使用すると、「一貫性のないファームウェア」通知を受け取ることがあり、これによりドローンがロックされる可能性があります。DJIは、パイロットが同じファームウェアでアップグレードされたバッテリーを使用することで、全体的なユーザーエクスペリエンスを改善することに加え、互換性の問題を解決することをお勧めします。
すべてのリチウム電池と同じように、年数や総電力サイクル数、気象条件などの外部環境、お客様のバッテリー保管や取り扱い方法などの管理上の要因などが、バッテリーの使い勝手に影響を与えることがあります。古いバッテリーでドローンを飛行している場合や、極端な低温環境で操作を行っている場合は、Intelligent Flight Battery Safety Guidelines(英語)をお読みいただき、最新のユーザーガイドライン(英語)に従って、飛行の中断を最小限に抑えるようお願いします。
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