DJI、世界初の手ぶれ補正機能付き完全一体型手持ち4Kカメラ「Osmo」を発表
-あらゆる状況下でもぶれのないスムーズな動画や写真の撮影が可能-
映像革命の先駆者であるDJIは、スムーズな移動撮影を可能にする手ぶれ補正機能が付いた一体型手持ち4Kカメラ「Osmo(オズモ)」を本日発表しました。Osmoは、現在、千葉の幕張メッセで開催されているCEATEC JAPAN 2015のDJI JAPANブースにて実際に体験いただくことができます。
DJIの3軸ジンバル映像安定化技術を採用したOsmoは、従来の手持ちカメラで見られる手ぶれや振動を抑え、映画のようなスムーズな映像を手軽に撮影することができます。この技術が手持ち型カメラに搭載されたのは初めてのことです。1/2.3型センサーと開口角94°のレンズを搭載したZenmuseシリーズのカメラは、4Kの動画と12メガピクセルの静止画の撮影が可能です。
「DJIは、常に空撮および地上撮影の技術を進化させています。そしてOsmoは、撮影状況を問わず、美しく鮮明な動画を撮影することが可能です。」(DJI創業者兼CEO フランク・ワン)
グリップには、インテリジェントなコントローラーが配置されており、撮影アングル、写真撮影、ビデオ撮影をスムーズに切り替えます。撮影者は、撮影中の映像をリアルタイムで確認し設定を調整し、以下の優れた撮影機能を使用することができます。
・パノラマ撮影 – カメラが360°自動的に回転し、連続して撮影した複数の写真をパノラマ画像にする機能。
・長時間露光の撮影 – カメラの映像安定化技術により、鮮明な長時間露光の撮影を実現。
・スローモーション – スローモーション撮影(1080p 120fps)が可能。
Osmoには、さまざまなマウントやエクステンションを取り付けることができます。スマートフォンホルダーに加え、別売アクセサリーの三脚、バイクマウント、延長アームなどがあります。Osmoのグリップにはモノラルマイクが内蔵され、またプロレベルのサウンドが録音できる3.5mmプラグも使用可能です。
「これまでの手持ちカメラは、ブレやすく、設定が難しい上にかさばる安定装置が必要とされていました。Osmoは、手持ち型カメラでの撮影を単に出来事を撮影することから、スムーズな素晴らしい映像から自身の体験を共有できるレベルまで進化させました。」 (DJI シニア・プロダクト・マネージャー ポール・パン)
Osmoは、DJIの既存商品であるZenmuseシリーズと互換性があり、すでにInspire 1を所有しているZenmuse X3、 Zenmuse X5、またはZenmuse X5 Rユーザーは、グリップだけでの購入も可能です。
Osmoは、store.dji.comで先行予約受付中です。価格は、¥85,000(税込)。商品の出荷は、2015年10月中旬を予定しています。Osmoの別売りアクセサリーは以下の通りです。
・三脚 – あらゆる場所で、Osmoを完全に固定。
・拡張ロッド – より高い位置から、異なる角度から撮影する際に使用。三脚と併用させて使用することも可能。
・バイクマウント –自転車にOsmoを固定して、サイクリング動画の撮影が可能。
・ユニバーサルマウント –OsmoにマイクやLEDライトを追加。
・拡張アーム – Osmoに2つのアクセサリーを取り付けることが可能になります。